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こんにちは、ゆうぴん(@yu_pin1984)です!
つみたてNISAがスタートして1年半が経ちました。
最近は『年金2,000万円問題』もあり、改めて制度が注目されていますね。
つみたてNISAを既に始められている方も、これから始めようお考えの方も、実際どれぐらいの口座が開設されているのかって気になりませんか?
今回は金融庁と楽天証券のデータから、つみたてNISAの口座開設状況が色々と分かりましたので、整理してお伝えします。
まずは金融庁から公表されているデータについて紹介します。
タイトルは「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」で7月2日に公表されたものです。
参考 NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について金融庁
こちらのデータでは2019年3月末時点の一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの口座開設状況等を確認することができます。
一般NISAの口座開設状況
一般NISAの口座開設状況についてポイントを簡単にまとめると次のとおりです。
- 口座開設数は2019年3月時点で1,155万口座
- 2018年12月末に比べて5万口座の増加 (増加率0.4%)
- 増加したのは70代以上のみ
一般NISAは2014年に制度がスタートしているので今年で6年目です。
データから口座開設数は頭打ちということが分かります。
口座数自体はほとんど増えていませんが、今年に入ってから新たに一般NISA口座で投資をした金額の総額は7,600億円近くもあります。
ですから口座開設数は伸びていないものの、既に開設済の方で引き続き一般NISAで投資を行っている方はいらっしゃるということですね。
つみたてNISAの口座開設状況
次につみたてNISAの口座開設状況です。
ポイントは次の通りです。
- 口座開設数は2019年3月末時点で127万口座
- 2018年12月末に比べて24万口座の増加
- 増加率は約23%
つみたてNISAは制度がスタートして約1年です。
増加数・増加率ともに一般NISAよりも多くなっており、まだまだ新たに始められる方が多いということが分かります。
つみたてNISAは30代、40代に人気
つみたてNISAの口座開設状況を年齢別で見てみると40代が最も多く、次に30代となっています。
非課税期間が20年と長いため、特に若い世代から資産形成の手段として支持を得ているというのが分かります。
次は楽天証券でのつみたてNISAの口座開設状況です。
楽天証券では決算説明資料の中で、つみたてNISAの口座開設状況も開示してくれています。
他のネット証券も調べてみましたが、つみたてNISAの口座開設状況について詳細に説明を行っているのは楽天証券だけでした。
やはり楽天証券はつみたてNISAで他社に負けないという自信があるのでしょう。
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楽天証券のつみたてNISA口座の開設状況
楽天証券のつみたてNISAの口座開設数は2019年3月末時点で22万口座です。
先ほど紹介したとおり金融庁のデータによると全体で127万口座となっていましたので、楽天証券のシェアは17.3%です。
【楽天証券版】つみたてNISA口座の年代別構成比
次に楽天証券でつみたてNISAの口座を開設された方の年代別構成比を見てみましょう。
- 20代 19.9%
- 30代 38.4%
- 40代 28.9%
- 50代 10.4%
30代が4割近くを占めており、続いて40代となっています。
つみたてNISA全体では30代、40代ともに25%前後とあまり差がありませんでしたが、楽天証券では差が顕著に表れています。
20代、30代の4人に1人は楽天証券でつみたてNISA
金融庁と楽天証券のデータをさらに細かく見ていくとつみたてNISAの口座を開設した人のうち何人に1人が楽天証券でつみたてNISAをしているのかというのが年代別で分かります。
- 20代 4人に1人
- 30代 4人に1人
- 40代 5人に1人
- 50代 10人に1人
結果としては上記のとおり20代と30代は4人に1人が楽天証券でつみたてNISAの口座を開設しているということが分かります。
楽天はグループ全体で幅広いサービスを提供しており、それらのサービスを利用することで楽天ポイントを貯めることができます。
少し制度に複雑な部分があるため、情報を積極的に取りに行く世代、つまり若い世代から特に人気があるというのがつみたてNISAの口座開設状況にも表れているようですね。
楽天証券の決算説明資料につみたてNISA口座の買付上位銘柄が掲載されていましたので紹介しておきます。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- ひふみプラス
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
1位、4位、5位の投資信託の詳細については以前の記事で紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
本日は以上です!
ありがとうございました!