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【行政書士試験】肢別過去問集の使い方のポイント

行政書士試験 独学 肢別過去問集の使い方

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こんにちは、ゆうぴん(@yu_pin1984)です!
今回は行政書士試験の学習で必須の肢別過去問集の使い方のポイントを紹介します。

ゆうぴんについて
  • 令和5年度の行政書士試験に独学で記述抜き198点で合格(2回目の受験)
  • 令和6年に行政書士登録予定
  • 他に合格率10%前後であるFP1級も保有

行政書士試験に合格するためのポイントは

肢別過去問を徹底的にやり込むことだ

ということを多くの受験生は見聞きしていると思います。

この記事では行政書士試験で学習の中心となる肢別過去問の取り組み方のポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ちなみに私が使用していた肢別過去問集は合格革命で、基本テキストとセットで使用していました。

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スケジュールの明確化

まずは何よりも学習スケジュールの明確化が重要です。

行政書士試験に合格するために必要な学習時間の目安は800~1,000時間と言われています。
ほとんど休みなしで毎日3時間ずつ勉強したとしても1年近くかかります。
それだけ長期間勉強していくことになりますので学習スケジュールを明確にしておくことは非常に大切です。

私は毎月、月末頃に翌月の学習スケジュールを立てるようにしていました。
とは言っても基本はその月に肢別過去問集の

  1. どの科目を
  2. いつまでに
  3. 何ページやるのか


という非常にシンプルな計画です。

私の場合は約1年という学習期間で取り組んでいたのですが

  • 学習期間の前半(7月まで) 1日20ページ
  • 学習期間の後半(8月以降) 1日30ページ

をノルマとしていました。

後半になってくるとスピードが上がってくるので行政法なら30ページを目標にしつつ、40ページやるという形で取り組んでいました。

スケジュールの明確化については以前の記事でも紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】

行政書士試験 記述抜き180点 勉強方法 【行政書士試験】独学2年目・記述抜き180点超えで合格! 2年目も続けた勉強法を紹介

肢別過去問集の使い方

肢別過去問の使い方はいたってシンプルです。

  1. 解く
  2. 解説を読む
  3. 間違えたら数日後に改めて解く
  4. また解説を読む

ひたすら上記のサイクルを繰り返すだけです。

ポイントは問題を解いたら絶対に解説を読むということです。
ただ解くだけでは力はつきません。

肢別過去問を何周もする目的は何度も繰り返し解説を読むことで問題を解くために必要な論点を身につけることにあります。

付箋の活用

続いてのポイントは付箋の活用です。

エビングハウスの忘却曲線

「エビングハウスの忘却曲線」といえば一度は耳にしたことがある受験生も多いのではないでしょうか?

記憶と時間の相関関係に関する実験で人は記憶したものを

  • 1日後  74%
  • 1週間後 77%
  • 1ヶ月後 79%

忘れてしまうと言われています。

つまりせっかく必死になって覚えても次の復習が1ヶ月後だとほとんど忘れてしまっているのです。
そのため復習のサイクルが重要になってきます。

そこで私は2色の付箋を使って復習サイクルの流れを作りました。

付箋の使い方

1色目は最初に解く際に解けなかった問題自信がなかった問題に貼ります。

そして1週間以内を目安に付箋が貼ってある問題を解き直し、解けたら2色目の付箋を貼ります。

解けなかったり、解けたものの自信がなかった場合には付箋をそのままにしておき、3日以内ぐらいに改めて解き直します。
そこで解けたら2色目の付箋を貼ります。

2色目の付箋も1度解いてから1週間以内を目安に解き直します。

そして自信を持って解けたら付箋を剥がす、解けなかったらまた3日以内ぐらいに解き直すという流れです。

肢別過去問学習はひたすらこれの繰り返しです。
苦手な問題ほど解く回数が増えるので、自然と記憶に定着していきます。

付箋は何度も貼り直しができるフィルムタイプで細めのものを使用していました。

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正解の水準を徐々に上げる

続いてのポイントは正解の水準を徐々に上げるです。

学習初期はまずは正誤だけでも当てるというところから始めていきます。
そして回数を重ねるごとに自分自身で正解の水準を上げていきます。
ポイントは自信を持って解けたどうかで、「自信」のハードルをどんどん上げていくことです。

学習期の中盤になると同じ問題を何度も解いているため、答え自体はある程度覚えてしまいます。
そのため間違える問題というのはかなり減ってくるはずです。

そこで正答率が上がってきたら
なぜ◯なのか
なぜ×なのか
を説明できるかという視点で「自信を持って解けたか?」という判断を行います。

  • 解説に出てくるキーワードを正しく覚えているか(単語レベル)
  • 解説の流れで判断できたか?(文章レベル)

というイメージです。

本試験では過去問と全く同じ問題というのは出題されません。
しかし過去問と同じ論点では出題されます。
そのためしっかりと解説に出てくる論点を身につけることが大切になってきます。

判断要素を養い本質を理解することで、本試験で応用力を発揮できるようになります。

最後に

行政書士試験の勉強は長期戦です。
そのため勉強の途中で「今のやり方で本当に合格できるのだろうか?」という迷いが生じます。

今回の記事を通じて少しでも迷いを解消し、勉強に集中できるようになっていただければ幸いです。

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