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こんにちは、ゆうぴん(@yu_pin1984)です。
今回はスーツケースのキャスター(車輪)を自分で交換する方法を紹介します。
- キャスターが壊れてしまったけどスーツケース本体はまだまだ使える
- 修理するならなるべく安くすませたい
という方に向けて交換方法をまとめていますのでぜひ参考にしてください!
まず初めにスーツケースのキャスターを修理に出した場合、いくらぐらいかかるのかを紹介します。
調べてみたところキャスターの修理費用は1輪あたり2,750円が相場となっています。
(下記画像参照)
そのため4輪全てを交換すると1万円ぐらいかかることになります。
1万円もかかるとなると
「スーツケースを買い直した方が良いんじゃないか?」
となってしまいますよね?
ところが自分で交換すると2,000〜3,000円ぐらいで済むんです。
交換作業自体は難しいものではないのでぜひ参考にしてください。
キャスターをお店で修理した場合「1輪あたり2,750円」が相場
まず初めに全体の流れを説明します。
なぜ最初に全体の流れを説明したのかと言うと、交換用の新しいキャスターを注文するために
「古いキャスターの長さを測定する」
必要があるからです。
そのため交換作業は1日では終わらないという点に注意が必要です。
キャスター交換は1日では終わらない
続いてキャスター交換に必要な道具を紹介します。
- 金切のこぎり
- 定規またはメジャー
- マイナスドライバー
- 新聞紙
金切ノコギリはアマゾンで購入しました。
ここからは交換手順を説明していきます。
まずはキャスターの車軸を金切ノコギリで切断します。
キャスターがクルクル動かないように手でしっかりと抑えてやりましょう。
また切りクズが結構出てくるので新聞紙を敷いてやることをおすすめします。
この作業はなかなか根気がいる作業です。
車軸を切るのに1箇所あたりどれぐらい時間がかかるのか計測してみたところ7分半ほどかかりました。(途中で休憩を挟みながらです)
1日で全て切り落とすのは結構大変なので私は2回に分けて行いました。
切断した後はマイナスドライバーで軸を取り外します。
車軸は凹んでいる側と丸くなってる側があるので、凹んでいる方をマイナスドライバーでほじって取り出します。
丸くなっている方は車軸を内側から外側に押し出せばオッケーです。
これでキャスターの取り外しができました。
1箇所切断できたら、新しいキャスターを注文するために長さを測ります。
サイズを間違えてしまうとちゃんと取付けできないので慎重に測りましょう。
- 車軸の長さ
- タイヤの外径
- タイヤの幅
- キャスターの内幅
実際に測定しているところを写真で撮りましたので参考にしてください。
交換用で販売されているのが
- 30mm
- 35mm
の2種類となっているため、どちらかになると思います。
取り外したキャスターの長さを測定できたら新しいキャスターを注文します。
今回、交換したキャスターの場合
- 車軸の長さ 35mm
- タイヤの外径 64mm
- タイヤの幅 18mm
- キャスターの内幅 21mm
となっていましたのでそのサイズのキャスターをアマゾンで注文しました。
64mmのタイプの場合、車輪が2個セットのものしかなかったので2組買いました。
タイヤの外径が40、45、50、54、60mmの場合はこちらです。
こちらのタイプは車輪が4個セットになっています。
取外しに比べたら新しいキャスターの取付けはとっても簡単です。
ネジを締めるための六角レンチも付いているので別途用意するものもありません。
まずは車軸をキャスターに突っ込みます。
次に車輪をキャスターに合わせます。
上の画像のように車軸を突っ込んだ側の反対側から穴をのぞき込めば、車輪の穴と車軸の調整がしやすいです。
最後に車軸の受け手になる短いネジを取り付ければ完了です。
六角レンチが2本付いているので、それでしっかりネジを締めましょう。
ちなみにワッシャーも付属していましたがキャスター側のくぼみと大きさが合わなかったので今回は使用しませんでした。
新しいキャスターを実際に使用した感想ですが、車輪の回転が非常にスムーズで、もともと付いていたキャスターよりも動きが滑らかになっています。
また静音とあるようにタイヤが転がる音は非常に静かで、平らな床だとスーッと転がっていきます。