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RSXでロシアの株式市場に投資-米国ETF-

RSXでロシアの株式市場に投資

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この記事では米国ETFであるRSXに関する情報をまとめています。

RSXはロシアの株式市場を投資対象とした米国のETFで、 SBI証券楽天証券から購入することができます。
ゆうぴん(@yu-pin1984)は現在NISA口座で保有しており12/28に配当金を受け取りました。

※注釈がないものについては2019年1月8日時点の内容で記載しています。

RSXの概要

RSXとはどのようなETFなのか?ということをまずは紹介します。

基本情報

  • ティッカーコード RSX
  • ファンド名 ヴァンエック・ベクトル・ロシアETF(VanEck Vectors Russia ETF)
  • 株価     19.80ドル
  • 経費率    0.66%
  • 純資産残高  13億ドル(約1,400億円)
  • 構成銘柄数  約27銘柄

ファンドの目的

マーケット・ベクトル・ロシア・インデックスの株価・配当利回りの実績との連動を目的としています。

マーケット・ベクトル・ロシア・インデックスという指数は恐らくほとんどの人が聞いたことがない指数だと思います。

時価総額加重平均型の株価指数で投資対象の主な特徴としては以下の点が挙げられます。

  • ロシアの株式市場に上場されている企業
  • ロシアで収益の50%を生み出している企業
  • 時価総額が1.5億ドルを超える企業
  • 1日の平均取引高が100万ドル以上

要するに「ロシアに上場されている流動性が高い株が主な投資対象ですよ」ということですね。

またロシアを代表する株価指数と言えばRTSがありますが、RTSとの相関係数は0.92となっており非常に強い相関があることが分かります。

ですからマーケット・ベクトル・ロシア・インデックスをベンチマークとするRSX「これ1つでロシアの株式市場に広く投資することができるETF」ということになります。

構成銘柄

投資信託に組み入れられている上位5銘柄を紹介します。
ロシアの企業は日本ではあまり馴染みがないため名前を聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
※カッコ内は業種です。

  1. ズベルバンク・オブ・ロシア (銀行)
  2. ガスプロム (石油・ガス総合)
  3. ルクオイル (石油・ガス総合)
  4. タトネフチ (石油・ガス総合)
  5. ノヴァテク (石油・ガス総合)

上位5銘柄の内、ズベルバンク以外は全て石油・ガス関連の会社です。
さすが資源大国ロシアという感じですね。

ちなみに上位5銘柄全体の約36%を構成しています。

配当金情報

2018年の配当金実績

1株あたりの配当金は0.967ドルでした。
1ドル110円とすると106円です。
権利落ち日である12/20の終値は18.99ドルでしたので配当利回りは5.09%です。

税金

私はRSXを一般NISAで買付けているため配当金に対する税金は米国源泉の10%のみです。
NISA口座ではない場合は米国での源泉税を控除した後に国内源泉20.315%が徴収されます。

過去の配当金実績

 2017年 0.913ドル
 2016年 0.339ドル
 2015年 0.519ドル

RSXのチャート

チャートで価格の推移を確認しましょう。
直近1年と約10年の長期チャートです。

直近1年のチャート

RSXの直近1年のチャート
(Yahoo!Financeより)

この1年は18.5ドルから24ドルの間で推移しています。
値幅は6ドルぐらいです。

長期チャート

RSXの長期チャート
(Yahoo!Financeより)

長期チャートで見てみると最高値は2008年で60ドル近くまで上昇しています。
また最安値は2009年で10ドル近くまで値を下げています。
リーマンショック前のバブル相場で最高値を付けて、その後リーマンショックで一気に値を下げたという流れですね。

ここ5年間、日本やアメリカの株式市場は上昇相場となっていましたが、ロシアの株式市場はそうはなっていません。
その要因はやはり政治的リスクによるものです。

ロシアはクリミア半島問題などにより欧米各国から経済制裁を受けています。
それにより経済の低迷ルーブル安を招いているという状態にあります。

それ以外にも米国の大統領選でのサイバー攻撃疑惑シリア問題など政治的リスクが尽きない国です。
そのため政治的リスクにより株価も大幅に下落する可能性があるという点に注意が必要です。

しかし、逆に現在が政治的リスクにより株式市場及びルーブルが下落していると考えるならば、そういった諸問題が改善の方向に向かうことで一気に上昇していくという可能性もあります。

ロシア投資の魅力
・配当利回りが高め(約5%)
・諸外国との関係改善で株価急上昇の可能性あり

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