[景品表示法に基づく表記]本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
今回は腕時計のレザーベルトの
- 交換方法
- お手入れ方法
を紹介します。
ベルトの交換は時計屋さんに持っていかないとできないんじゃないの?
って思っていませんか?
実はレザーベルトの交換は自分でできるんです。
しかも実際にやってみるとめちゃくちゃ簡単なので安心して下さい。
今回ベルトの交換を行う腕時計はエンポリオアルマーニのAR11186です。
購入して1年半ぐらい経ちますがベルトのお手入れと言えばたまに息子のお尻拭きで拭くぐらい。
表側はベルト自体が黒色ということもありぱっと見の汚れは気になりません。
しかしベルトの内側を見るとこの通り汚れで黒ずんでしまっています。
表側も目立たないだけで汚れているのは間違いないという状態です。
腕時計のベルト交換を行う前にまずは注意点の確認です。
ベルト交換の注意点は2つあります。
- ベルトのサイズ
- 専用の工具が必要
1つ目の注意点はベルトのサイズです。
ベルトの横幅が時計本体と合っていないと取り付けることができません。
1mm単位でサイズを選択する必要があるため自分で測るよりもブランドや販売店のHPで確認する方が確実です。
TiCTACのHPで確認したところ「アルマーニAR11186」はベルト幅が22mmだということが確認できました。
レザーベルトの交換には「バネ棒外し」という専用の工具が必要になります。
交換用のベルトと工具がセットになっている商品がありますので、初めて交換する人はセットのものを買うことをおすすめします。
なぜかと言うと工具と交換用のベルトを別々に買ってもいいんですが、工具を単体で買うと割高になってしまうからです。
今回、交換用のベルトはカシス(CASIS)のアバロン(AVALLON)というシリーズのものを購入しました。
楽天でバネ棒外しもセットで4,400円でした。
もとのベルトと同じ黒色・型押しタイプのベルトです。
革はもちろん本革でカーフレザーと呼ばれる生後6ヶ月以内の子牛の皮を使用しています。
見た目はもとのベルトと比べるとマットな印象です。
このベルトは内側には水や汗に強いロリカという素材が使用されています。
また工具を使わなくてもベルトの取り外しができるようにクリッカー(写真の赤丸の部分)が付いています。
指を引っ掛けることでバネ棒が引っ込むので簡単に取り外しができます。
ここからはレザーベルトの交換手順を説明していきます。
まずはバネ棒外しを使ってベルトを外します。
私の時計の場合は時計の外側にベルトを外すための穴がないタイプになっています。
この場合は写真のように
という流れでベルトを外します。
ベルトが外れた状態です。
新しいベルトにはクリッカー付いているので、指を引っ掛けてバネ棒を引っ込んだ状態にするだけで時計本体に取り付けることができます。
新しいベルトの取付が完了しました。
とっても簡単です。
古いベルトもまだまだ使えそうなのでお手入れを行います。
革製品の汚れ落としにはM.モゥブレィのステインリムーバーがおすすめです。
汚れの落ちが良くて、革にも優しいので安心して使えます。
このステインリムーバーで汚れを取るというやり方もありますが今回はもっとガッツリいきます。
1年半以上何もしていなかったということもありますので水洗いでしっかりと汚れを落とします。
バケツにぬるま湯をはり中性洗剤を少し入れ、そこにベルトを突っ込みます。
そしてそのまま一晩漬けます。
一晩経ったらバケツから取り出して流水でしっかり流します。
そしてキッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取ったら日陰で乾かします。
急激に乾かすと革への負担が大きいのでドライヤーで乾かしたり、直射日光に当てて乾かしたりはしないようにしましょう。
1〜2日ぐらい日陰干ししたら乾くでしょう。
完全に乾いたら革のお手入れです。
人間のお肌と同じでレザーも保湿がとっても大切です。
そこでレザー用のデリケートクリームで保湿を行います。
今回使用するのはブートブラック(Boot Black)のデリケートクリームです。
レザーベルトはもちろんのこと革靴、革財布、レザージャケット、ソファなど様々な革製品の保湿に使えるクリームです。
水分たっぷりで非常に柔らかい質感のクリームです。
使い方はとっても簡単で指先にちょこっとクリームを取り、そのままベルトに塗り込むだけです。
指で優しくこすり革に馴染ませていきます。
ペタっと塗って終わりではなく、シュッシュっと何度も指を往復させて塗り込んでいくのがポイントです。
表面ではなく革の中に浸透させていくイメージです。
最後に磨き作業です。
しっかり磨くことでレザーに艶が出て時計の高級感が増します。
レザーの磨き作業には豚毛ブラシを使用したりしますが、なければ着なくなったコットン生地のTシャツなどでオッケーです。
クリームの塗り込みと同様、指で優しく磨いていきます。
これでレザーベルトのお手入れも完了です。
最後までお読みいただきありがとうございました!